子どもたちへの食事指導の重要性が高まっていますが、特にその核になるのは学校給食です。文部科学省は、学校給食で摂取すべき各種栄養素の摂取基準を定めており、これを満たすための目安として幼児、児童ではくだもの類を30g〜40gと定めています。しかし、現状では1人が1回の学校給食で食べるくだものの量は小学校で16.5g、中学校で19.5gと半分程度に過ぎません。そのことからも、家庭でのくだもの摂取の重要性が分かります。給食や食事では不足する分を補うため、おやつの半分はくだものを取り入れましょう。 |
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学校給食の標準食品構成表(幼児、児童、1人1回当たり、抜粋)
(単位:g)
幼児の場合 | 児童 | ||||
6歳〜7歳の場合 | 8歳〜9歳の場合 | 10歳〜11歳の場合 | 12歳〜14歳の場合 | ||
果物類 | 30 | 30 | 32 | 35 | 40 |
(出典) | 文部科学省「学校給食栄養報告」 |