1860年ごろ、広島県因島市田熊町の恵日山浄土寺の境内に偶然実生として発生したものを住職の恵徳上人が発見し、旧暦8月1日より食べられることより「八朔(はっさく)」と命名しました。親は不明ですが、おそらく樹や果実の特性により判断するとブンタンの血を引く雑種と考えられています。 1902年に広島県農会農事調査第1報に「八朔ザボン」の名で安倍稔氏によって本種が初めて発表されました。因島では1910年ごろから栽培されるようになり、その後1925年ごろから広島県下で、また戦後の1950年ごろから徳島、和歌山、熊本等の諸県でも多く栽培されるようになっています。 |
全国の生産量は3万5千トン(2012年)です。 |
1月から出回り、2〜4月が出荷最盛期です。 |
おいしいはっさくは、果皮に張りとツヤがあり、持ったときに重みを感じるもの。 |
皮が硬くてむきにくい場合は、ヘタの逆に、 |
貯蔵性が高いので、温度が高くならず、 |